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動物好きの人などはよく
「あの肉球に癒される」
と言う。
「ピンク色の肉球をぷにぷに触ると気持ちが良い」
と言う。
よし、触ってみよう。
可愛い猫の肉球を。
小さな桃色の手のひらを。
ササクレ立った私の心を癒しておくれ。
さあ!

・・・ザラザラザラ。
・・・ガサガサガサ。
鮫肌やん、こいつ。
我が息子・あじゃりは、一日の半分を屋外で過ごしている。
時には雨にうたれ、
時には野良猫と戦い、
時にはゴミ箱を守るためにカラスを駆逐し、
我が家の平和を守るため、チビっ子椿とも戦う日々なのである。
おかげで愛らしい肉球も
ぷにぷにどころか靴の裏みたいに硬くなってしまったというわけだ。
「おまえも苦労してるんだなあ」
うにうにと肉球をいじってやったら、思い切り噛まれた。
ふつうに血が出た。
・・・癒されない。
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